だいぶ仕上がってきた感じの1.5です。まだ、未実装のものもありますが。今回では、前回のアップデート時に指摘されていたものを中心にデバッグを行いました。
ここにきて、やや大きめの修正がありました。それは、各テーマディレクトリにあるテンプレートファイルtemplate.phpの中での記述です。これまでは、「最近のエントリー」や「コメント」などのエリア表示の設定は、環境設定から行っていたのですが、今回のバージョンからは、各テーマにより柔軟性を持たせようと、template.phpでエリア表示指定も行うようにしました。各テーマによって表示させたいエリアが違ってくることもあるでしょうから。これまでは、各テーマでのエリア関連のタグの記述は、例えば「最近のエントリー」エリアは
<div id="recently">%_RECENTLY:Recently:block_%</div><!--#recently-->
のような感じでした。%で囲まれた中に2つのコロン(:)があって、真ん中の「Recently」がエリアでのタイトル表示になり、次のblockというのが、ボックスを展開した状態で表示させるか(block)、それとも閉じた状態で表示させるか(none)を表していました。今回はこれにもうひとつコロンを最初に加えて、この「最近のエントリー」エリアの場合は、
<div id="recently">%_RECENTLY:1:Recently:1_%</div><!--#recently-->
みたいになります。エリアでのタイトル表示「Recently」の前に、このエリア自体の表示・非表示を指定する1か0を指定します。ボックス展開のon/offを指定していたnone/blockはそれぞれ、0と1に変更になります。今回のバージョンアップでは、従来のこの部分を変更しないときちんと表示されません。この変更は、お使いのエディタでやってもよいでしょうし、また、従来どおり、オンラインで管理画面の「テーマの編集」から編集してもいいです。ちなみに、エリアボックスでのタイトル「Recently」を日本語表示にしたいなら、
<div id="recently">%_RECENTLY:1:最近のエントリー:1_%</div><!--#recently-->
とすればいいです。簡単ですね。あ、たしか配布中のやつは、この「最近のエントリー」エリアが「非表示」の設定(0)になっていたと思うので、動作確認も兼ねて表示させるように編集してみて下さい。で、この変更により、これまでownerディレクトリにあるキモの設定ファイルini.inc.phpでのエリア関連の設定値はなくなっています。
あとは、細かいところでは、アクセス解析関連で、ぼちぼち出てた次世代ウェブ技術「Web2.0G」指向の新鋭ブラウザ(ベースはFirefox)Flock のトラックもキャッチするようにしています。なのでこのFlockアイコンも追加してます。
何だか、AjaxのコメントボタンがMacOSX Safariで再び利かなくなったという報告もあるようで、帰宅したら確認してみます。。
あ、それからひとつ前の書き庫にある「画像ギャラリーでのドロップシャドウ 」にも対応しています。これは環境設定で「サムネイルでのドロップシャドウを・・・」というところでon/offの設定が可能です(いや、ドロップシャドウなんお 別に興味ないよという方もいらっしゃるでしょうから)。画像ギャラリーでのサムネイルにはPIXディレクトリにあるs1ディレクトリの中の画像が使われます。で、既存のサムネイルに、新しくこの効果をつけてみたいという方は、以下の手順で可能です。まずはFFFTPGなどのFTPソフトの画面で- s1ディレクトリにあるサムネイル画像をすべて削除
- cacheディレクトリにあるImages.db,Images_linked.db, Images_unlinked.dbも削除
今回の修正ファイルを添付しておきます。
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