たまにはCSSの話でも。あ、前の記事のオートポスト添付、060630が最新版です。lib.jsの最新版も同梱してます。SafariでもAjaxコメントが開くようにしたりとか、角丸スクリプトをちょい修正したりとか。
Windowsの次期バージョンであるVistaには、日本語向けに新しく「メイリオ MeiryoG」が標準フォントとして搭載されるそうですが、Windows標準の日本語フォントでは初めてClearTypeに対応しているんじゃないでしょうか。
マックOSXで日本語を含んだページを見るたんびに、何てフォントが綺麗なんだ!って思った方は自分だけではないはず。これは、アンチエイリアス処理を施してフォント境界のギザギザ(ジャギー)を目立たなくしているからスムーズに見えるんだと思うのですが、何でマックに出来てウィンドウズに出来ないんだ!と思ってしまいます(マック使いの方、失礼)。まぁ、来週の月曜にはマックブック(くろ)が自分の手元にも届くわけですが。。
で、この進化したフォントのメイリオを今のWindowsXPにも入れてみて、とりあえず次世代の雰囲気を味わいたいですよね。ググればいくらでも出てくるのですが、結構いろんなとこで配布しています(ここ とか)。純正の開発バージョンということらしいですが。インストールの仕方は各ブログを見ていただくとして、なかなかいい感じです。小さいサイズでもきちんとエイリアス処理が効いて(ClearType有効時)、これまでの、情けないくらいギザギザのMS P ゴシックなどよりは、はるかに見やすく、これでマックと肩を並べられるかもです。
ちょっとだけ気になる点は、アンチエイリアス処理が微妙な文字があることです。例えば、このブログの3つほど前の記事のタイトルに「更新」という文字を含んでいますが、この「更」の字の最後の一筆が何だかジャギーじゃないですか? これは自分のPCのグラフィックの問題なのか、それともXPに入れているからなのか分かりませんが。
あとは、カタカナの文字高が漢字のそれと同じだったり。通常、カタカナは全体のバランスを考えて、ひらがなのサイズと合わせているものですが。まぁ、この辺りはデザイナーのポリシーもあるんでしょう。慣れない内は、「何かカタカナでかくない?」って思います。
ほかには、文字幅が若干広くなるので、もしブログなどのスタイルシート(CSS)で、このメイリオをフォント指定すると、ページのデザインによっては表示が崩れる可能性もあるかと思います。
百聞は一見に如かずなので、各OSでのスクリーンショットを載せておきますね。いかがでしょうか。メイリオは確かに明瞭ですが、「更」の字はまだジャギーな感じは否めません、マックに比べると。自分のPCだけの問題なら良いのですが。ズームアップした画像もどうぞ。
どうでしょうか。何だかケチを付けてしまいましたが「メイリオ」が魅力的なフォントであることに変わりはありません。皆さん、現行のパソコンにもMeiryoフォントをインストールしましょう。 以下、余談になりますが、最初メイリオを見たとき、自分が中学生ぐらいのときに実家にあった東芝のワープロ「ルポ Rupo」のフォントを思い出しました。それに似ているよなと。昔は、パソコンなんてなくて文書作成はワープロでしたからね。あの頃が全盛期だったよなぁ、ワープロ。で、この東芝ルポのフォントというのが、明朝体でもゴシック体でもなく、何だかその中間のスタイルだったんですよね。軒並み、他社がこぞって明朝体を採用していたのに何でだろうと思ったものです。ブラザーの明朝体なんか、特にきれいだなぁと感じたものです。同じ24ドット(!)でもこんなに違うんだって、妙に感心したり。最初はルポのフォントに不満を持っていましたが、その内に、まぁ、これはこれでオリジナリティーがあってよいかもと思うようになりました。古き良き思い出ですね
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